麦の里・筑紫平野でつくる、本格麦焼酎らんびき

麦焼酎らんびきの故郷・筑紫平野は米と麦の二毛作

筑紫平野

麦焼酎らんびきの蔵元・ゑびす酒造は明治18年(1885年)の創業以来、福岡県の筑後地方に蔵を構えています。筑後地方には九州最大の平野・筑紫平野があり、筑紫平野には、これまた九州最大の河川・筑後川が流れています。
福岡県南部と佐賀県南部にまたがる広大な筑紫平野と、そこを流れる一級河川・筑後川の豊かな水。自然環境に恵まれた筑後地方は、米や果樹、野菜など昔から農業が盛んな土地です。
また、温暖な気候に恵まれた筑紫平野は作物を栽培できる期間が長く、米を収穫したあとの田んぼで麦を栽培する「二毛作」が行われています。
日本の小麦収穫高の第1位は北海道ですが、じつは第2位が福岡県で、第3位が佐賀県。ゑびす酒造の麦焼酎の原料となる大麦(二条大麦)は、収穫高第1位が佐賀県で第2位が栃木県、そして第3位が福岡県です。
福岡県と佐賀県の収穫高を支える筑紫平野は、小麦と大麦どちらにとっても重要な生産地。日本最大の「米と麦の二毛作地帯」です。

麦が香る、筑紫平野の初夏

麦畑

皆さまは「麦秋」という言葉をご存知でしょうか?麦の秋と書きますが、季節としては初夏を指します。本格的な夏がはじまる前の爽やかな初夏に、麦は収穫の時期を迎えます。麦にとって「実りの秋」は初夏になるため、この時期を麦秋と言うのです。
ゑびす酒造のある筑後地方では、この時期にドライブをすると、黄金色に染まる一面の麦畑を見ることができます。秋でもないのに田んぼが黄金色に染まるというのは不思議かもしれませんね。しかし、筑後地方では黄金色の麦畑が初夏の風物詩となっています。
麦畑は目を楽しませるだけでなく、車窓からは麦の良い香りを届けてくれます。筑紫平野の初夏は、とても美しい実りの季節です。

麦どころで生まれた麦焼酎らんびき

らんびき

米どころに旨い日本酒が多いように、ゑびす酒造の「らんびき」も、麦どころである筑紫平野を背景に生まれた麦焼酎です。「らんびき」は、大麦と米麹を原料にして造る、本格熟成麦焼酎。筑紫平野で栽培される良質な米と麦は、ゑびす酒造の麦焼酎づくりに欠かせない存在なのです。

筑紫平野がもたらす豊かな自然の恵みに、「醸造」という人の知恵を加え、そこに「熟成」という時の恩恵を与えたのが、ゑびす酒造の「らんびき」です。自然・人・時間の三者が一体となって醸し出す、長期熟成麦焼酎の深みをご堪能ください。